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日本人の睡眠不足 子供たちの睡眠時間は世界と比べてみると・・?

 

現代の人々は「忙しい!」と言われていますが、日本だけなのでしょうか?

アメリカやフランスでは、寝ることをとても大切にしているのだそうです。

仕事においても、何をするにせよ出来る人間は睡眠時間が多い!

ただ長い時間寝るというのではなく、質の良い睡眠をとるのだそうです。

日本人の睡眠の満足度はとても低く、寝ても疲れが取れていない人が多いようです。

一体日本人の睡眠時間は世界的に見ると、どうなのでしょうか?

 

 

 

日本人の睡眠時間を15歳以上を対象に、世界と比較して1週間の平均を見てみました。

睡眠時間の多い国、世界第1位は「南アフリカ」の9時間22分です。

日本はその1時間30分も下回り、8時間の睡眠もとれていないという事です。

 

日本の平均睡眠時間が短くなっている原因として、「24時間営業のお店」が多くなってきた事。

さらに、パソコンやスマートフォンの普及によって生活は夜型になってきています。

そのため、就寝時間がドンドン遅くなっていると言われています。

 

ちなみに第2位は「中国」です。

次に「インド」「ニュージーランド」「アメリカ」「スペイン」・・・と続いて、第28位が「日本」です。

それをさらに下回るのが「韓国」でした。

 

 

 

国内での平均睡眠時間を10歳以上を対象にしらべたところ、7時間42分です。

8時間以下ということで、とても少ないと思われます。

都道府県別で睡眠状況を見てみると、最も長いのは「秋田県」の8時間2分。

最も短いのが「神奈川県」の7時間31分。

このように地方によって差があります。

 

そして、通勤・通学時間にどれくらいの時間がかかっているのかを調べてみました。

すると、神奈川県が最長で1時間40分も移動時間がかかっています。

宮崎県は最短で50分となっており、大きな差があります。

 

このことから、「通勤・通学時間が長いほど、睡眠時間が短くなる傾向がある」ということが分かります。

 

確かにそうかもしれません。

遅くなると、どこかで晩御飯を食べて帰ったり・・。

そうすると帰りも遅くなるので、当然寝る時間も遅くなります。

 

もう一つの原因は、日本人は睡眠をあまり重要視しないという事です。

要するに、睡眠に対しての意識がとても低いと言われています。

 

海外では、子供だけではなく高齢者まで睡眠にたいしての教育が行われているところもあります。

日本では幼稚園から大学まで、睡眠教育があまり行われていませんでした。

日本は睡眠という事に関しては、海外の教育から大きく遅れをとっていると言えるで

しょう。

 

寝不足・夜更かしの男性のイラスト

 

睡眠時間が短いと、疲労が蓄積されます。

きちんとした睡眠時間をとれている子供のほうが、学力が上がっているということも研究で分かっています。

これは睡眠がとれていることによって、集中力が増すと考えられています。

疲労が強いと注意制御力が低下します。

すると、一つのことに注意を向け続けることが困難になったり、一度に二つのことに注意を向けることが出来なくなったり・・ということになります。

 

やる気のない勉強のイラスト

 

このように、やはり良い睡眠をとることで集中力が増し「学力アップ」や「仕事の効率アップ」につながるのではないでしょうか?

生活スタイルは中々変えられるものではありませんが、少し意識を変えて睡眠をとることを優先する日を取り入れてみてはいかがでしょうか。