ペットは家族同然!ペットとの最後の時は仕事を休んで一緒にいてあげたい
「自分の飼っているペットの命がもう長くない・・」と分かったら、仕事は普段通りにできますか?
病院に連れていき、お医者さんから「あと1週間くらいかもしれません。」と言われたとしたら・・?
ペットは家族同然です。
そんな大事な時は、「出来るだけそばにいてあげたい。」と思うのが普通の心境ではないかと思います。
ですが世の中には、ペットを飼っている人もいれば飼っていない人もいます。
その中で意見が真っ二つに分かれるのも、悲しいですが仕方のない話なのです。
一つの事例として、「飼い犬の命がもう長くない・・」と分かったある会社員の方のお話しです。
既に職場の上司や同僚にはこの事を報告し、その時が来たら1日だけ休ませて欲しい事もきちんと伝えて了承を得ていたそうです。
そして、周りに迷惑がかからないように片付けられる仕事は前もって片付けていたそうです。
そして、無事にペットの火葬まで終えて職場に復帰しました。
ここまでは、職場にも理解をしてもらい円満に終わったように思っていたそうです。
ところが・・。
ある時会社の同僚が、同じようにペットの事で心配して気を落としていました。
同じ会社なので同様の対応をしてくれるだろうと思い、アドバイスをしました。
仕事も迷惑がかからないように、前もって段取りをしたのだそうです。
しかし、一部の人達が「そんな事で仕事を休むなんてありえない。」「人間じゃないんだから。」「犬が死んだくらいで休むなんて非常識!」というような事を言い出したそうです。
おそらく自分が休んだ時も、同じように陰で言われていたのだろうと思ったそうです。
その休んだ同僚の方は、仕事での評価も良く人柄のいい方だと言います。
「 ペットを飼っている人」と「飼っていない人」では、こうも価値観が違うのです。
ですが、ここまで酷い事を言われるのは辛いですね。
世間ではこんなものなのでしょうか?
ペットは家族同然です。
周りの事を気にして最後についていてあげられない事に、きっと後悔するはずです。
本人にとっては辛くて忘れられないでしょう。
良かれと思って周りに気を使っても、状況が悪化する事になってしまうなんて・・。
悲しい事です。
中には「誰に何と言われようと気にしないで、自分が後悔のないようにする事が一番!」という意見の方もたくさんおられます。
「自分の愛するものよりも、大切な仕事なんてない!」
今は「ペットも家族」という考えが浸透しつつあります。
このような事は、ペットを飼っていない人からすれば理解できないのかもしれませんね。
ただ、会社に勤めている限り有給があるのは当たり前です。
言ってみれば、文句を言われることもないのですが・・・。
本当の理由を言わなければ何事もなく休めたのかもしれませんが、まっすぐな人だからこそ「ウソをつく必要なんてない!」と考えるのかもしれません。