人は何のために働くのか・・のんびり過ごしてイライラしない生活を送ろう!
人は何のために働くのか・・・?
もちろん生活のため、ですよね。
プラス、遊びや趣味、欲しいものを買うため、でもあります。
世界的に見ても日本人は「倹約家」と言われていて、真面目に一生懸命働くのが基本的な考え方です。
そのご褒美的な感じで、旅行に行ったり美味しいものを食べたり・・と言った考え方の国柄のような気がします。
日本の考え方とは反対の国と言えば・・。
日々を豪快に楽しんでいるイメージのある「フランス」。
フランス人が1年間働くのは「夏のバカンスのため」なんです。
少し大袈裟かもしれませんが、フランスの人たちは何か毎日の課題に追われて暮らす事を嫌います。
もちろん、家事や育児に追われてイライラ!!
なんてことは全くないのです。
イライラせずに、のんびり過ごす。
そのための「バカンス」なのです。
フランスの夏のバカンスは、家族でのんびり過ごしたり、普段は会えない家族や親戚と触れ合う時期なのです。
バカンスというと、豪華な旅行だったり、高級レストランで食事、という事を考えがちですが、フランス人は違うんですね。
何もしない!
家でものんびり過ごす!
それだけ!
・・なのです。
フランス人のバカンスは、1か月の半分は家でのんびり過ごす。
あとの半分は旅行に行く。
でも旅行先でものんびり過ごすので、何もしない。
これが一般的なようです。
旅行に行って何もしない・・じゃあ何しに行くの??
と思いますよね。
家にいるのと同じ事をしているだけでも、場所が違うという雰囲気だけでいいのでしょうか。
男の人は、家や庭などのリフォームをする人もいるようですが、基本的には必要最低限のことしかしないのが普通です。
旅行に行っても1か所にずっといて、ウロウロ動き回らずに何もしません。
それが、究極の贅沢なのだそうです。
ママの家事は最低限。
普段からも、あまり家事に時間をかけないようですが。
バカンス中の食事はバーベキュー形式。
バカンス中のフランスママは、家事や料理は必要最低限でなるべく動きません。
バーベキューと言っても、火を起こして食べものを焼くのはパパや息子たち。
子供たちは、テレビゲームもいくらやってもO.K!
とにかくダラダラ過ごします。
パパやママがダラけているので、子供もダラけて過ごしていいのです。
フランスでは、夏休みの宿題が一切ありません。
これは子供たち大喜びでしょう。
テレビもゲームもやりたい放題。
勉強しなくても、怒るような親はいません。
とにかく1日中遊んで過ごします。
ですが、喧嘩はダメです!
それ以外は何でもO.K!というような生活が続きます。
日本人の子供たちには、うらやましい限りですね。
そして、フランスママは他人のバカンスに興味がありません。
もともと自分は自分!という考えを持っているので、「バカンスだから旅行に行かないといけない!」とか思いません。
人それぞれ自由ですね。
近所の子供が旅行や遊園日に行っても「うちの子も連れて行こう!」というような事は思いません。
日本人と違って、周りに流されるような風潮がないのもフランス独特の考え方ですね。