子供だけでなく大人にも夏休みは義務付けられている国「フランス」
日本の子供たちは、通常なら7月から8月にかけて夏休みがあります。
しかし、大人はせいぜいお盆休みの間に休みがある程度ですよね。
まぁ日本では当たり前のことなので、特に何も思わない人がほとんどだと思います。
では、フランスでは休みをどのようにとっているのでしょうか?
フランスでも子供は日本でいう「夏休み」のようなお休みがあります。
7月から9月ごろまでの約2カ月間だそうです。
少し日本よりも長い気はしますね。
では、大人はどうでしょう?
日本だと大人が夏休みをとるなんて、ありえませんよね。
ですがフランスでは、何と大人も2~4週間のお休みを取るのです!
フランスでは、大人のバカンスは労働基準法で決められているそうです。
なので、必ず取らなくてはならいと言います。
日本だと「有給休暇」も、あってもないのと同じくらいに取りにくい雰囲気がまだある会社も多いです。
ですが、フランスでは義務付けられているので休暇を返上して働く人はいません。
フランスの、こういうハッキリしたところが本当に魅力的に感じますよね。
そして、フランス人のバカンスは家族で旅行へ出掛ける事が多いそうです。
フランスのママは、家族旅行の日程を決めることで悩みません。
日本だと、子供たちそれぞれの予定やパパやママの仕事の都合など、中々決める事が難しいです。
ですがフランスでは、バカンスの期間は幼稚園から高校まで決まっているのです。
バカンス中は学校自体が閉鎖されてしまいます!
これにはビックリ!!驚きです!!
登校日もなければ、クラブやサークル活動も一切ありません。
両親の会社も休みになります。
こんなことして、成り立つの・・?
と、本当に不思議になりますよね。
会社から支給される年間カレンダーを見て、ママたちは旅行の日程を立てます。
休みが変更になることもないので、調整に悩むこともなく楽に決められますね。
そして家族旅行の行先は、ママの意見で決まります。
子どもたちに決定権はないそうです。
日本では真逆ですよね。
子供たちが楽しめる場所を探して、子供と一緒に楽しむところを選びます。
フランスでは、親が行きたい場所へ連れて行かれるだけなのです。
これって、子供たちは楽しいのかな・・?と心配になりますね・・。
実際、旅行に行ってもあまり喜ばない子供も多いようです。
この家族旅行は、1週間から2週間程の期間が一般的。
せっかくのお休みが、自由に行動出来ないなんて・・。
学校と変わらないような気もします(笑)
夏のバカンスでは、毎年同じ場所を訪れる人が多いそうです。
たとえ、毎年行き先を変えたとしても子供はあまり喜ばないそうです(笑)
それはそうです。
親が決めた場所へ着いて行くだけで、親はどこかへ遊びに行ってしまうことが多いらしいのですから・・。
その間は何かのサークルに参加させられたりするようですが・・、確かにつまらないですよね。
フランス人は、子供に色々な体験をさせることよりも、自分が楽しむ事を優先します。
自分たちの行きたい場所へ行って、自分たちが楽しむことを大切にする。
このような考え方が根付いているそうです。
それぞれの国柄があるので、子供たちは慣れているのでしょうね。
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