ヒグマに襲われ少年が死亡!動物園での悲惨な事故はなぜ起きたのか?!
ロシアの動物園で、「11歳の少年が2頭のヒグマに襲われて死亡した」という恐ろしい事故が起こりました。
どうしてこのような悲惨な事故が起こったのか?
少年は、一緒に来ていた少女2人にカッコいいところを見せるつもりでと檻に入ったそうです。
事故当時、このヒグマ2頭が飼育されていた檻には鍵はかかっていませんでした。
そして少年は「クマと写真を撮ってくる!」と言って檻に入っていきました。
一緒に来ていた少女2人にカッコいいところを見せようと、ヒグマの足を叩いてたりしたようです。
これが、ヒグマを挑発したことになったのでしょう。
ヒグマは猛獣と同じように凶暴です。
少年は11歳です。
11歳くらいになると、その恐ろしさを理解していると思うのですが・・。
ただただ、冗談半分で少女たちに見せたかったのでしょうか。
それにしても、あまりにも強引すぎる行動です。
何か他に、少女と少年の間にやり取りがあっての事なのでしょうか?
この事故には、不自然なことが多々あります。
少年の両親は、「賢い子なのに、なぜそんなことをしたのか分からない」という事を言っています。
親族からすると、信じられないので真実を知りたいと思いますよね。
2頭のヒグマは少年に襲いかかり、投げ飛ばされたりしたと言います。
それは、まるでボールでも扱うようだったそうです。
さらに、檻の下に掘ってある穴の中にまで引きずりこんでいったのです。
その光景を目の当たりにした少女たちは、大声で泣き叫びながら助けを求めます。
ヒグマ2頭は、駆けつけた動物園のスタッフによって射殺されました。
スタッフが檻から少年を救出するも、すでに意識がなく死亡しました。
ヒグマが射殺されたのは可哀想ですが、こうするほかありません。
動物園で飼育されていて、いきなり人が入ってきて、足をたたかれて・・・。
ヒグマも気の毒です・・。
警察は動物園側の過失も含めて調査を開始。
事故を目の当たりにした少女2人は、ショックが大きすぎた事だと思います、
少年の親族はメディアの取材に「なぜこんな事故が起きてしまったのか、しっかり調査して欲しい」と答えています。
ですが、この事故への反応は様々でした。
「親の責任」だとか「自業自得」といった厳しいものもあり、反対に動物園の責任を問う人もいました。
狭い檻の中で2頭のヒグマを飼育したことが原因だとする意見、環境の悪い状況での飼育が事故を引き起こした、とも書かれています。
どちらの意見も通ります。
少年が勝手に入って、さらにヒグマを挑発するような行動をしてしまった。
ですが動物園側は、檻に鍵をかけていなかった・・。
クマが勝手に開けて出てこれたかもしれないので、少年が入らなくても他に被害者が出ていたかもしれません。
なんとも言えないこの事故。
果たしてどう決着がつくのでしょうか・・。