子供の歯周病が増加 予防のための歯磨き
歯周病は大人になるまで、歯や歯茎ののトラブルを放置した場合になってしまいます。
子どもの場合は歯ぐきが赤くはれて、歯を磨いた時に出血する歯肉炎になりやすいのです。
歯肉炎とは、歯に付着したプラークが原因で歯肉が赤く腫れ、出血しやすい状態のことを言います。
「永久歯が生える時になる歯肉炎」と、「歯みがきでキレイに落とし切れていない歯垢が歯に溜まってなる歯肉炎」の2種類があります。
また、そのまま長期間放っておくと、プラークが石灰化して歯石になったり歯ぐきの腫れが硬くなる歯肉炎に進む場合もあります。
さらにもっと放置すると、成人の歯周炎へと進行していきます。
永久歯が生える時になる歯肉炎
奥歯の後ろなどの一時的な痛みや腫れが強い場合があります。
ですが、歯が生えるに従っておさまる場合がほとんどですので、消毒や投薬治療で済む場合がほとんどです。
歯みがきでキレイに落とし切れていない歯垢が溜まってなる歯肉炎
磨けていない部分に歯垢が溜まって、歯ぐきの発赤・腫脹・出血・痛みがおこります。
歯のまわりの歯垢を歯ブラシで取り除くことで治ります。
まれに口呼吸が癖で、治りくい場合もあります。
口呼吸が原因で口の中が渇いていると、唾液で流れるはずの細菌が歯や歯肉に付着し繁殖します。
思春期性歯肉炎(10~15歳)
歯のまわりのプラークとブラッシング不足が原因です。
さらに思春期のホルモン分泌の変化による炎症もあります。
歯肉の著しい腫脹と出血があるのが特徴です。
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日本人の成人の8割が歯周病を発症、またはその予備軍と言われています。
歯周病は、日本人の歯を失う原因の第1位となっているとても怖い病気なんですよ。
糖尿病や高血圧と同じように、生活習慣病の一つだと言われているので注意が必要です。
早い時期から対策を行うことで、自身の歯を健康に保つことができます。
歯周病が原因での歯ぐきの腫れや出血、知覚過敏や口臭などの症状は
適切な処置をすることにより解消できます。
歯周病の初期症状は、ほとんど自覚症状がないのでわかりません。
なので症状に気づいたときには、もうすでに歯周病になっている場合があります。
歯周病は早期発見で予防できます
歯周病は生活習慣病のひとつなので、高血圧や糖尿病などと同じよううなもので治療をしても完全に治すことはできません。
歯周病にかかったあとに治療を始めても、進行を止めるだけでなくなった骨は残念ながらほとんど戻らないのです。
ですので、歯周病が進行する前から予防することが、唯一の方法なんです。
手遅れになる前に、小さいころからの歯周病予防を心がけましょう!