新型ブニヤウィルスの症状は? マダニからのウィルス感染の可能性も!
中国で、又新しいウィルスが出てきました。
「新型コロナウィルス」の次は「新型ブニヤウィルス」というウィルスです。
すでに中国で感染し、7人が死亡しています。
60代の女性は40度の高熱が続き、咳と倦怠感があったため病院に行き「新型ブニヤウィルス」に感染したことがわかりました。
同病院では今年になって、合わせて37人の感染が確認されています。
その他の場所でも23人が感染し、そのうち5人が死亡しています。
目次
新型ブニヤウィルスの症状
新型ブニヤウィルスに感染した場合、白血球の減少や体内の出血などがあると言われています。
発熱だけでなく、出血、嘔吐、炎症などの症状も見られます。
又、マダニにかまれて発症することもあるようです。
「ブニヤウィルス」は、2010年にマダニにかまれた患者の体内から取り出したウィルスです。
その時「新型ウィルス」と認定されていました。
主にマダニにかまれることで感染し、軽症なら自己治癒できます。
ですが、重症になると多臓器障害になるといわれています。
そして、人から人への感染があるという厄介なウィルスなんです。
中国の専門家は「感染者との密接な接触がない時」や「きちんと感染防止対策を取っている」ということであれば、感染を恐れる必要はない、という考えです。
中国政府の発表は信用できるのか?
「感染を恐れる必要はない」という中国の発表を、信用しても大丈夫なのでしょうか?
そもそも初めは「新型コロナウィルス」も人から人への感染はない、と中国は発表していました。
それが今では、世界的に大変なことになっていますよね。
マダニは、4月から10月に活動が活発になります。
今の時期は、子供たちは虫を捕りに草むらに入る機会も多くなるので心配です。
今が「ブニヤウイルスの多発期」と言われています。
なので、「屋外での活動時には気を付けるように」と言われていますが、子供たちの遊びにずっと付き添う事も出来ませんよね・・・。
マダニからのウィルス感染
又、もう一つの説があります。
新型のウィルスである可能性もありますが、マダニによるウィルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」とよく似た症状であることから、新種のウィルスではない可能性も否定できません。
どちらにせよ、怖いウィルスであることには変わりありません。
農作業や、森林や草むらに入る場合には十分に注意しなければいけません。
- 暑い時期ですが、長袖と長ズボンを着用する。
- シャツの裾はズボンの中にいれましょう。
- ズボンの裾は靴下の中に入れる方が良い。農作業の人は長靴の中に入れるようにして、マダニの侵入を防ぐ。
- 運動靴のような、足全体を覆うような靴を履く。サンダルは避けましょう!
こんな風に十分に注意して行動しなければいけません。
今年の夏は、「新型コロナウィルス」「新型ブニヤウィルス」「熱中症」に気を付けながら過ごさなければいけませんね。