ママ友との上手な付き合い方 子供の情報交換は必要なし!子供の事は先生や専門家に相談を!
子育てをしていく中で、ママ友との付き合いは大切だと思っているママ達は多いと思います。
もちろん気の合うママもいるでしょうし、ママ友の付き合いをやめる必要はありません。
ですが、子供同士が仲がいいからといって、わざわざ合わない人と無理に付き合いする必要はありませんよね?
ママの中には、「子供の友達のママとは仲良くならなければ…」と思い込んでいる人もいるようです。
子どもの友だちは子どもの友だちであって、ママ自身の友達ではないはず。
ママ同士が合えばいいですがそうではない人もいますよね。
ママの中には、自分が仲良くしないと子供が仲間外れにされないか…イジメられたりしないか…と心配になるんですね。
こういう時フランスのママたちは、自分と価値観が合わない人とはいくら子供同士が仲良くても挨拶する程度の付き合いしかしません。
義理で人付き合いをしなければ、我慢して嫌な人に合わせることもしないのです。
なので、今の日本でいう「ママ友」というのはフランスのママ達の考え方から言うと、大半が「知り合い」に過ぎないのではないでしょうか?
さらに、フランスのママは子供のことで何かあれば、体調面ならお医者さんに、幼稚園や学校のことでは担任の先生に相談します。
もちろん家族も心強い相談相手です。
なので、ママ友作りに一生懸命になって子どもの情報交換をするという事はありえないのです。
お医者さんと先生と家族の存在で、子どもの悩みごとは解決してしまいます。
フランスのママたちは子供が生まれてから幼稚園に入るまで、「ママ友をわざわざ作る」という事はありません。
日本のママたちは色々な所に出向いてお友達を作ろうとしますが、フランスでは働いているママたちが多いです。
生後1ヵ月や3ヵ月くらいで仕事復帰します。
そのため、他のママや子供と接する機会はあまりありません。
自分の友達と一緒に、子供を連れて買い物に出掛けたりはしますが、わざわざ新しいママ友と出掛ける事はほとんどありません。
フランスにも、専業主婦のママもいます。
フランスでは、パパや子供が帰ってきてから一緒に食事をするのが習慣になっています。
家族みんなで食事を楽しむので、ママ友とランチを楽しむという事はあまり考えないのです。
例えば、子供同士が友達で、そのお友達のママがいるとします。
フランスのママは、そのお友達のママは「挨拶や世間話をする知り合い」という感覚です。
なので、ストレスはありませんよね。
お互いのプライべートを話すことはしないので、長話をする訳でもなくあっさりとした付き合いなのでしょう。
とてもいい距離感だな、と思います。
とは言っても、何度か話すうちに自然と仲良くなり友達になる事もあります。
知り合ったのは子供を通じてでも、価値観などが合えば自分の友達と同じで付き合いやすいですね。
フランスのママたちは、必要のないものは「買わない」「持たない」という考えです。
なので、余計な人間関係を増やしません。
自分で友だちになりたい人とは、個人的に友人として付き合えばいい事です。
そして、普段から好き嫌いをハッキリと態度に出し、口でもキチンと相手に伝えます。
日本のママのように、「子供のため」と我慢して言いたいことを言わない、ということはありません。
フランスでは、ストレスを抱えながらのママ友付き合いはしません。
自分と価値観の合う人とだけ、友人関係になる、という事なのでしょうね。