子育てにはお金をかけない!お金をかけない上手な子育て「フランス編」
フランスのママたちは、あまりお金をかけて子供を遊ばせたりはしません。
それに、子供服も高価なものを買うわけではありません。
ですが、子ども部屋にはお金と時間を注ぎます。
フランスでは、子どもが生まれるとすぐに子ども部屋を作ります。
日本とは全く違いますね。
両親がじっくりと時間をかけて、子ども部屋をとても居心地のいい空間にしていきます。
成長するにつれて変わっていく物は、利用する期間が短いですよね。
そのようなものは、友人や親戚にもらって使う事が主流です。
新生児期の頃の服なんて、すぐに大きくなって着れません。
なので、べビ-服や余ったオムツ、オモチャなど色々なものが廻りまわってそれぞれの家庭で使われます。
これは日本でも同じですね。
ですが、パパやママが子供のころ着ていた服やオモチャまで、子供が使うこともあるようです。
これはかなりの年代ものですね・・。
何十年もの間、残っていることが凄いです。
それが習慣になっている国だと、代々受け継がれていくのは当然のことの様ですね。
フランスの育児は、とても経済的なのです。
フランスのフリーマーケットには、子どもの大型家具もたくさん売られています。
べビーベッドやべビーバス。
チャイルドシートにべビーカーなど・・。
まだまだ使えるキレイなものを安く手に入れられるので、とても助かりますね。
フリーマーケットでは、基本的に何でも手に入るようです。
妊婦さんが大きなお腹で歩いていると、値下げしてくれたりもするんです。
これはお得です!
さらに、終了間際に売れ残りのものを譲ってもらったりすることもあるようです。
妊婦さんを大事にしてくれる、本当に温かい心が伝わってきます。
そしてフランスでは、出産祝いに日本のように「お祝い」として現金を贈る習慣がありません。
両親や家族、親戚、友人からの出産祝いは、まず欲しいものを聞かれるのです。
このときは遠慮なく、足りない育児用品を頼みます。
効率的でとてもいいアイデアですね。
さらに、友人の両親や祖父母、その兄弟姉妹などからも「出産祝い」をもらったりするんです。
又、兄弟姉妹が幼稚園や小学校に通っている場合には、学校からもプレゼントがもらえることだってあるんですよ。
お下がりをもらい受けるのが主流のフランスでも、中にはお下がりや中古品が苦手な人もいますよね。
そんな方には、赤十字などが主催しているバザーを利用するといいようです。
バザーには、新品の物が半額よりもさらに安い値段で売られています。
新生児のものから豊富に揃えることが出来て経済的です。
フランスでは妊婦さんが歩いていると、近所の人などから育児用品を譲り受けたりすることもよくあるそうです。
自分から頼まなくても、周りの人の助けによって育児用品が揃ってしまうんです。
とっても温かい人たちに囲まれている国ですね。
フランスには、子育てが楽しく出来る習慣が根付いているようです。