フランスのママの子育て 休日の過ごし方もフランス流!
フランスのママたちは、休みの日に特別に出掛けるという事はしません。
ほとんどが、家族と家でゆっくり過ごします。
それが習慣になっているので、全くストレスになるような事はありません。
日本とは、ちょっと違った過ごし方のように思いますね。
日本だと、どこかに子供を遊びに連れて行ったりしますよね。
生活習慣の違いもあるので、どちらも「家族と一緒の時間を楽しむ」という事に変わりはありません。
ただ、フランスのママ達のように「特別なことをしなくても家にいながら楽しく過ごす」という事は、今のコロナの時期には朗報ですので参考にしてみてはいかがでしょうか?
日本では、休日になると「ショッピングモール」のような場所は大変混み合います。
ですがフランスでは、「お休みの日は家族と家でのんびり過ごす日」と考えられていて、とても大切な日なのです。
なのでわざわざ、ショッピングモ-ルのようなお店へ行く事はしません。
その考えが習慣になっているので、観光地のお土産店のような場所以外のお店はほとんど閉まっています。
日本では、カラオケやボーリング場などに行きますよね?
フランスにもそのような場所はあることはあるのですが、限られた場所にしかありません。
なので、小さな子どもを連れていくのはあまりお勧めではないのです。
では、フランスのママたちはどんな風に子供たちと休日過ごしていると思いますか?
フランス人は、自分の家で過ごす事が大好きです。
親族や友人を自宅に招待して、みんなと過ごす時間をとても楽しみます。
土曜日には食事会に誘ったり、又誘われたり。
自宅での楽しみ方を知っているのですね。
そして日曜日になると、家族みんなでお庭の手入れをする。
さらに、家の中を変化させて居心地の良い家にします。
このような作業も全て、家族でやるのです。
この事自体が、もう子供との遊びの一環になっています。
パパは日曜大工、ママはお掃除担当です。
楽しみながら作業を分担しているので、いつでもお客さまを誘う準備は整っているのです。
日頃からこのような事をしているので、日本のように「年末の大掃除」というものはありません。
外に出かけるとしても、家族でお散歩をしたりする程度です。
その時には、飲み物やおやつをもって出発します。
家の周辺を散歩したり、近くの公園や森まで自転車で行ったり・・。
自然の中でのんびり過ごす、というスタイルなんですね。
子供はとても喜びますよね。
日本のママ達には、そのようなのんびりした生活をしたくても時間の余裕も気持ちの余裕もありません。
本当に日本人のママ達は、あわただしい日常を送っています。
フランスでは、「日曜日は完全に休む日」と考えられています。
住む場所によっては楽器の音なども禁止されていて、静かにゆっくり過ごすことは当たり前になっています。
よその家へ出向いたり、電話をかけたりすることも遠慮します。
日本の小学校では、家庭科の時間に料理を作ったりして学習する場があります。
ですがフランスでは、日本でいう「調理実習」というものはありません。
なので、休日に親が子どもに料理を教えます。
さらに、掃除の時間もないのです。
掃除の仕方を指導されることがないので、掃除の仕方も家庭で教えなければいけません。
日本の忙しいママ達には考えられませんね・・。
ですが、フランスではそういう事も遊びの一環として子供たちに教えていくようです。
意外にも、フランスではあまりお金をかけないで出かけることが多いようです。
出かけるとなると、余計な出費が重なり悩ましい思いをしますよね・・。
ですがフランスでは、地元のフリーマーケットに行ったりと、お金のあまりかからないお出掛けを楽しむんです。
これは見習いたいと思います。
そのようなことが習慣化されているので、定期的にイベントをし足りしています。
なので、散歩感覚で出掛けられる機会が多いんですね。
無料の音楽祭やコンサ-トなどもあります。
クリスマスにはサンタさんが来るイベントがあるので、子供たちは大喜びです。
家族みんなで、お金をかけずに楽しむことができます。
日本では、思春期頃になると親と一緒に出掛ける事は少なくなります。
ですがフランスでは、家族での外出は一緒に行くのが当たり前という考え方が根付いています。
なので、日曜日は友達同士で出掛けたりせずに家族と家で過ごします。
自分たちは自分たちの行動が基準。
よその家族には、そこの家族の過ごし方があります。
人の事が気にならないというのは、フランス流ですね。
自分たちの好きなことをして、周りに流されることなく一緒に過ごすのが、フランスのママたちの休みの日の過ごし方なのです。