「美容 健康 育児」日常に役立つ情報をお届けします!

こんな時どうしたらいいのかな・・という疑問。解決いたします!

子育てのストレスは日本から離れるとなくなる イライラしない、おおらかな子育てを! 

 

子育て中の人の中には、専業主婦の方やお仕事と両立されている方がいます。

そんな中で、イライラして怒ってしまったりすることも多々ありますよね。

このイライラというのは家だけの問題ではなく、仕事にも影響が出てしまう事もあります。

日本から海外に引っ越した方は、日本と海外での子育て環境の違いを痛烈に感じていると言います。

 

ストレスを抱えている人のイラスト(女性)

 

一つの例として、スイスのジュネーブで子育て経験がある女性のお話し。

この方は、「スイスに来てから子供に対して頭ごなしに起こったりしていない」と感じたそうです。

どうしてイライラすることがなくなったのでしょうか?

子供はいつもと変わりありません。

お母さんが特別気をつけたわけでもありません。

ごく普通でいつも通りにしていただけ・・なのになぜでしょう?と考えると・・。

 

考えられることは、スイスでは周りのお母さんやお父さんが子供を大きな声で怒ったり、ましてや手をあげたりすることはないという事が一つです。

又、学校の先生たちも子供に対して感情的に怒ったりはせず、段階的にきちんと説明しているそうです。

そして、やはり日本と大きな違いがあるのは、社会全体が子供や子育て中の親に対しておおらかな態度で接しているということです。

 

  

海外では、子供を怒鳴りつけたり手をあげてしまったりすると、通報されることもあるそうです。

 

子供を遊びに連れて行って、「帰ろう!」と言っても中々いう事を聞かなかったとします。

そうすると日本では、先にお母さんが帰る方向に歩きながらつい大きな声で「早くー、もう帰るよー!」というようなやり取りになりませんか?

そもそも海外では、大声で叫ぶような事は恥ずかしいことなのです。

 

では、周りのお母さんたちは子供を帰らせるためにどうしていると思いますか?

子供のそばまで行って、ちゃんと顔を見て「帰るよー」と伝えるのだそうです。

学校の先生も同じです。

 

周りの大人や親が、圧力で子供に意見を押し付けようとすることは絶対にしません。

スイスではフランスのように「自由」「平等」「博愛」という文化の影響を受けていると言います。

 

親子であっても、子供の意見を尊重し「あなたはどう思う?」というようなやり取りがあるのです。

 

  

そして毎日の学校へは、親が送っていきます。

お昼ご飯は、迎えに行って家で一緒に食べるという感じです。

日本なら、考えられませんよね。

学校への送り迎えだけでも大変です!!

さらに、お昼ごはんを作らないといけないし、そのために又わざわざ迎えに行くなんて・・。

それは日本人のお母さんたちにとっては、とても大きな負担になります。

 

それでまた、イライラの原因が増えることになりますよね。 

ですがスイスでは、送り迎えをしていてもイライラしない要因があるのです。

 

それは、日本だと学校の宿題や課題がかなり多いですよね。

さらには習い事の課題まで重なって大忙しです。

 

ですがスイスでは、宿題はプリント1~2枚を1週間後に提出するだけ、という感じで全く親も子供も負担がかからないのです。

 

それに、周りの子供たちと比べる事がないので、精神的なストレスも少ないそうです。

 

人種も文化も様々な人たちが暮らす中で、学習の進み具合も違います。

なので、そもそも比べても仕方のないことなのです。

親のプレッシャーも、全くと言っていいほどないと言います。

 

 

日本国内でのしつけや体罰に関する意識は、「しつけのために子供に手をあげる事は仕方のない事だ」という意見の方は全体の6割もいるのだそうです。

これには驚きました・・。

 

子供に怒鳴ったり手をあげたりすることは、上から押さえつけて子供の気持ちや行動をコントロールすることです。

コミュニケーションが取れていない状態だと言えます。

もっと子どもの気持ちにちゃんと向き合って、自立の手助けをしていくことが親の役目だという事を忘れてはいけませんね。

親自身の意識ももちろん大切ですが、周りの温かさや子育ての環境もとても大切だと思います。