子供に読ませたい「おすすめの本」 幼児から小学生上級者向けまで
子供にはたくさんの本を読ませたいな・・と思っていても、子供たちは漫画やゲームが優先で中々進んで読書をしてくれる子は少ないですよね。
そんな私も小さい頃は読書嫌いでした。
夏休みの読書感想文なんて、もう面倒くさくて大っ嫌いだったんです(笑)
でも、子供が産まれてからはガラッと考え方が変わりました。
とは言っても、最初は「読み聞かせをしなくては!!」という使命感から頑張って無理しながら読んでいる、という感じだったんです。
そんな時期が続き子供も大きくなってくると、読む本も年齢に合わせるので結構な内容の詰まった話になってくるんです。
そうすると、私自身が「この先どうなるの・・・??」とワクワク、ドキドキしてしまって、今まで無理しながら読んでいた自分がちょっとだけ読書を楽しんでいたんです(笑)
それからは、図書館で色々な本を借りて読んでいます。
おかげさまで子供も自分の好きな本を選び、何冊も読むほどにまで成長しました!
最近ではコロナの影響で図書館の本は借りていませんが・・。
本の種類によっては「これは生きていくうえでプラスになり、長く読める本だな・・」と思えるものは惜しみなく買っています。
この先の人生で困った時や迷った時、心の支えになってくれればいいな・・と思って、何冊か息子にプレゼントしています!
面白い本はたくさんあるのですが、最近読んだ本の中で何冊かご紹介しますね!
「きみが、この本、読んだなら」 ざわめく教室編
この本は小学生でも読書慣れしている上級者向け、と言われています。
でも本人が読書が苦手なら、お母さんが読んであげる事も出来るので、年齢問わずですね!
「この本読んでみたら?」とすすめたくなる1冊。
飛行機の話になると夢中になる、となりの席の子
転校して遠くに行ってしまう、ずっと憧れていた相手
寂しい気持ちを埋めることができない、優しい心を持っている相手
受験で自分らしさを見失っている、幼馴染の子
それぞれ大切な人に本をすすめる物語です。
おばあちゃんからお母さん、お母さんから娘へ…。
代々読み継がれていくと、とても嬉しい事ですよね。
それぞれ感想を言い合ったり、会話もはずみます。
たとえ読書が苦手だったとしても、少しずつ読み進めていくと引き込まれてしまう作品です!
「トラブル旅行者」 砂漠のフルーツ狩りツアー
小学生中級者向け
「銭天堂」ご存知ですか?
幸運な人だけがたどり着ける、不思議な駄菓子屋さんのお話。
そのお店には、たくさんの変わったお菓子が置いてあるんです。
そこの店主の女の人が、訪れたお客さんにピッタリの駄菓子をすすめてくれます。
でも食べ方や使い方を間違えると大変な事に…。
幸せになれるのか、それとも不幸の道にまっしぐらか…??
このようなお話です。
話は逸れてしまいましたが、この「銭天堂」の作家の方がとても人気がありまして、その作家の先生の新シリーズが「トラブル旅行社」なんです!
子供が抱えている「悩み」や「トラブル」を解決するのが「トラブル旅行社」。
ここから子供たちの冒険が始まります!
旅先は「砂漠の世界」です。
家族のみんなで飲むための高級なフルーツジュースを、うっかり全部飲んでしまった「大悟」という男の子。
慌ててジュースの材料となるフルーツを探しに行きます。
家族にバレてしまうのか…フルーツを見つける事は出来るのでしょうか…?
困っている人を助けてくれる「トラブル旅行社」に導かれ、フルーツを探す旅に出る事になりました。
「おくりもの」
幼児絵本
見方が変わると、世界が変わります。
この本の登場人物の「ハリネズミくん」は、トゲトゲの自分のハリが嫌いです。
なので、「もっとフワフワだったらいいのにな」と思っているんです。
でもある時ちょっとしたキッカケから、そのトゲトゲのハリでマフラーを編む事になります。
そのマフラーが、いつしか「おくりもの」に…。
ハリネズミくんは、自分は森の仲間たちとはどこか違う…と思っていたのかな?
冬眠から覚めて集まる仲間たちから、少し離れたところにハリネズミくんがいます…。
トゲトゲの針でみんなを傷つけてしまわないか、心配だったのかもしれませんね…。
こんなハリネズミくんだけど、自分の「キライ」なところを「好き」に変えることが出来たのかな?
自分の嫌だったところが、少し見方を変えると長所に…。
こんな風に、色々な想像を膨らませながら読んでみると楽しいですよ!
「ようこそ!ここは みんなの がっこうだよ」
小学生初級から中級者向け
世界の色々な国からやって来た子供たちが、差別な目で見られることのないように安心して学校生活を楽しめるといいですね。
もし自分たち家族が異国の地で暮らすことになり、子供が現地の小学校に通うことになります。
そうすると、親としてはとても心配です。
そんな時に温かく迎えてくれる人たちがいると、ほっとしますよね・・・。
文化も違い食べ物も着るものも違う・・。
でもお互いを理解し合える友達がいると、生活は一変します。
国籍や文化が違っても、同じ授業を受け、一緒に遊び、一緒に給食を食べて・・。
こんな日常から「心配しなくてもいいんだ」「あした又、学校に行くのが楽しみだな」と思えるような学校っていいですよね。
お互いを知ることは世界を知ること。
子供たちの生活を通じて、とても色々考えさせられる温かい作品です。
ようこそ! ここは みんなの がっこうだよ (翻訳絵本シリーズ) [ アレクザーンドラ・ペンフォールド ]